AED(自動体外式除細動器Automated External Defibrillator)とは、心臓がけいれんし血液を送り出すポンプ機能を失った状態(心室細動)の傷病者に対して、心電図の測定・解析を行ない、必要に応じて電気ショックを与え、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
心停止した傷病者に対して、AEDによる電気ショックは有効な手段ではありますが、それだけでは傷病者を救うことはできません。電気ショックと合わせて適正な胸骨圧迫を行っていただく必要があります。また、電気ショックが必要ないと判断されるケースも50%あると言われています*1ので、このような場合には胸骨圧迫を行い、救急隊の到着を待つことになります。このように胸骨圧迫が非常に重要であることはご理解いただけると思います。
しかし、胸骨圧迫を適正に行うことができるでしょうか?日本蘇生協議会ガイドライン2020では、深さは約5㎝(6㎝を超えないようにする)・テンポは1分間に100~120回を適正な基準としています。緊急の場合において何の指標もない状態では、適正な胸骨圧迫を行うことは非常に難しいとされています。ZOLL AED Plusは胸骨圧迫を適正に行えるようなサポート機能「Real CPR-Help®」が付いている唯一のAEDです。適正な胸骨圧迫により生存率が2倍以上向上するというデータも発表されています*2。いざという時により安心して使えるZOLL AED Plusの設置をご検討ください。
*1 ZOLL Medical社調べより
*2 AHA(アメリカ心臓協会)ガイドラインデータより
ZOLL AED Plus はJRC(日本蘇生協議会)蘇生ガイドライン2020に対応しており、以下の特徴があります。
胸骨圧迫ヘルプ機能は、胸骨圧迫の質を向上させるために、米国ZOLL社が2002年に世界で初めて開発した技術です。この技術により、胸骨圧迫の深さと速さをモニタリングし、適切な深さと速さとなるように音声案内とディスプレイ表示で誘導します。ZOLL AED Plusは、胸骨圧迫ヘルプ機能により、効果的な胸骨圧迫の実現による救命率の向上を目指しています。
AEDを5年間安心してご使用いただくために、AED本体と消耗品(電極パッドとバッテリ)の5年間パックを用意しております。
AEDの電極パッドには有効期限があり、定期的な交換が必要です。
AED Plusの5年間パックでは、AEDの保証期間(5年間)の間、教育訓練等でなく通常の待機状態とセルフチェックであれば、消耗品の交換に費用が発生しません。
IPとは: 国際電気標準会議(IEC)の規格IEC60529(JIS C 0920)にて、危険の箇所への接近、外来固形物の侵入及び水の浸入に対する保護の等級について規定されております。IPとはIEC規格で規定されているAED本体の保護構造の等級を記号で示したものです。
トスネットグループでは、AED・心肺蘇生法の講習会を、社会貢献活動の一環として無償で開催しております。
詳しくは、こちらをご参照ください。
イベント等の短期(1日~)から現場事務所等の長期(数か月~数年)レンタル、リース(5年)、ご購入等、お客様のご都合に合わせ対応致します。お気軽にご相談ください。
現場事務所等においては、警備員と併せてご用命頂きますと、割引になる制度を用意しております。AEDのトレーニングを受けた隊員を派遣いたします。
お客様のオフィスなどに出張し、AED・心肺蘇生法の講習会を無料にて行っております。詳しくはこちらをご参照ください。
幼稚園等の未就学児童が多い施設に対して、未就学児用パッドも用意しております。また、医療機関・消防組織向け心電図波形表示機種や、英語対応機種も用意しております。
導入実績:
銀行証券、学校、デパート、空港、神社仏閣、不動産、建設現場、コンビニエンスストア、マラソン競技、外国機関等
トスネット南東北:採用説明会情報を掲載しました(12月開催分)